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歯周病の治療期間はどれくらいかかるの?

▽歯周病の治療期間

 

<軽度の場合>まず歯肉(歯茎)の検査を行い、歯と歯肉の間にあるポケット付近にある歯石を取り除きます。さらにクリーニングを行ったのち、定期的なメンテナンスで経過を観察し、歯周病予防を行っていきます。軽度であれば、期間もおよそ1か月以内で、通院回数も少なくて済みます。

 

<中重度歯周病の場合>

中重度の場合には、歯肉が腫れ、しだいに歯と歯肉が離れていきます。そのまま進行すると、歯や歯肉の下にある骨にまで影響を及ぼし、細菌が発する毒素により骨が「溶かされて」いきます。

この時点でも痛みはあまり感じませんが、違和感や口臭がするようになります。治療期間は、およそ3か月程度となり、歯肉の下の歯石除去を数回に分けて行うことで、通院回数も多くなります。

 

更に重度の場合は、広い範囲に炎症が表れ、顎の骨がさらに溶けてしまいます。そこまで進行すると歯を支えられなくなり、歯がぐらぐらしてきます。歯がぐらぐらしてくると咬むことができないので、うまく食事がとれないなど日常生活にも支障がでてきてしまいます。歯肉も腫れ、膿も出てきますので、かなり不快感を伴いますし、何もしていなくても歯の痛みや口臭がひどくなります。治療期間は外科治療や噛み合わせの治療に時間や回数がかかる場合も多く、およそ6か月~1年程度となります。

重度の歯周病の方は、生活習慣を見直すことも必要であり、喫煙者は非喫煙者と比べて歯周病になるリスクが4倍以上になるとも言われています。歯周病を治療するためには禁煙をするなど、自らの生活習慣を見直すことも重要となってきます。

 

▽保険の歯周病治療と自費の歯周病治療の治療期間

 

歯周病治療は保険診療内での治療が可能です。ですが、保険診療で歯周病治療をする場合、定められたルールに従い1回の来院で治療可能な範囲内に対してのみ治療を進めなければなりません。軽度であればさほど期間を要さなくとも、歯周病が重症化している場合には、治療を複数回、長期に渡って行う必要がありますので、負担もかなり増えてしまいます。

 

それに比べ、自費の歯周病治療は、短期間で改善することができます。保険診療のルールだとどうしても完治までに時間が必要となりますが、自費診療であればその限りではありません。

内容としましては、飲み薬を服用し、歯周病の原因となる歯周病菌を減らします。薬で炎症を抑えてから歯肉や歯肉の下の深い部分を清掃することによって、痛みも少なく治療を進めていくことが出来ます。その他、レーザー治療、自費の外科手術などがあります。

 

初期段階で自覚症状のない歯周病はご自身では変化がわかりにくく、口の中で今何が起きているのかを歯科医院にて定期的にチェックしてもらうことがとても大切です。定期的に歯科医院に通院する習慣があれば、歯周病に限らず虫歯なども早期発見ができ、治療期間や費用も少なく、大きなトラブルは起こりにくくなります。今後、生涯にわたって健康な口腔環境を守っていきましょう!

 

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