歯医者で治療にかかる時間や費用、痛みや子供に対する治療方法は?
まずは、歯科医院で治療にかかる費用やお時間についてお話していきます。
保険診療で3割負担の方が初診でかかる場合には、初診料、レントゲン代、その他検査代として約3,000円程度のお支払いとなりますが、同日にクリーニングや歯石を取る処置をした場合は、4,000円程度、痛みがあって初診にかかり、虫歯や神経の処置をした場合には、5,000円程度となります。
また、初診時にかかる時間はおおよそ30分から1時間程度なります。
歯医者の料金というのは、患者さまそれぞれの処置内容や、お口の中の状態によって変わってきます。歯科の場合、どういう処置を行うか決定するために、ほとんどの場合でレントゲン写真による診断が必要となります。実際のお口の中の状態を拝見しておらず、レントゲンもお取りしていない場合には、費用についてとても曖昧なご回答になってしまいます。実際のところ「歯科治療は実際に検査して初めてわかる」という部分が大いにあります。初診にお越し頂いた後の2回目以降の治療費については、初診時のカウンセリングや検査やレントゲン患者さんのスケジュールを考慮した治療計画を立てることが出来ますので、ある程度の所要時間、診療の内容により、費用の把握をすることができます。
◎自費診療と保険診療の違い
保険診療は、医療費を一部負担するだけで済むので比較的安価に治療が受けらます。
保険診療の目的は短期間に歯の機能回復をすることです。そして全国どこでも同じ治療が受けられます。
一方では、治療方法が制限されていて使用素材がかぎられるということでもあります。
残念ながら見た目の自然さや美しさ、使用感や精密さなどには重点を置いていません。
保険診療と自費診療の違いは、自費診療には素材や作製方法の制限がなく選択肢があることです。日々進歩する歯科医療の素材や治療技術を活用できるのも自費診療の利点です。
◎歯科治療による痛み
歯の治療は麻酔が嫌だ!という方もいらっしゃるのでないでしょうか。
痛みをなるべく軽減させる方法として、歯ぐきの表面に塗るタイプの麻酔を塗布し、細い注射針で、ゆっくりと時間をかけて麻酔液を注入すると痛みを軽減させることができます。これは麻酔液を早く注入すると痛みが出てしまうため、気を付けながら行います。また数回に分けて麻酔液を注入することでも、麻酔自体の痛みを軽減させる効果があります。
「麻酔が苦手」とお考えでしたら、治療に入る前に医師に相談して頂けると麻酔の痛み対策を行うことも出来ますのでご相談下さい。
◎子ども治療・予防
子どもの歯は、大人の歯と比べ虫歯になりやすく、一度虫歯になってしまうと進行も早いので、気付かぬうちに症状が進行してしまう場合があります。
乳歯の虫歯をそのまま放置しておくと、その後生える永久歯にも影響を及ぼすため、日頃の仕上げ磨きや早めの定期健診も重要となってきます。
また、早いうちに検診を受けることで、ケアのしやすい歯並びにすることも大切です。矯正が必要になってくる不正咬合には上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)、叢生(乱ぐい歯)などがあります。いずれも歯並びが悪く磨きづらいため、きちんと磨いているつもりでも虫歯や歯周病に罹るリスクが高まってしまいます。
歯科医院では、お子様の虫歯治療はもちろんのこと、予防処置をはじめ、健康な生えかわりの観察やアドバイスを行います。お子様の歯を守るためにも、日ごろの正しいケアと、定期検診を欠かさないようにしましょう!
以上、今回は歯医者で治療にかかる時間や費用、痛みや子供に対する治療方法についてご紹介しました。
お口の悩み、症状がある場合にはお気軽にお問い合わせください。