「歯の治療方法『ブリッジ』とは?」 ~柏の歯医者が解説~
【はじめに】
【ブリッジの仕組み】
【メリット】
歯の欠損を補う
ブリッジは、欠損した歯を補うための治療法です。欠損部分に人工の歯を設置し、周囲の健康な歯に支えられます。これにより、歯の機能を回復させることができます。
自然な見た目
ブリッジは、自然歯に近い形状や色調の人工の歯を使用するため、見た目が自然で美しい結果が得られます。周囲の歯との調和も図られます。
安定感と快適性
周囲の健康な歯に支えられるため、ブリッジは安定感があり、咬む力をしっかりと伝えることができます。装着感も自然で、違和感を感じにくいです。
治療期間の短縮
ブリッジは比較的簡単な手術で施行できるため、治療期間が比較的短く済みます。すぐに歯の欠損を補うことができます。
【デメリット】
周囲の歯への負担
ブリッジは、欠損した部分の両側の健康な歯に支えられるため、これらの歯にクラウンをする必要があります。そのため、周囲の歯を削る必要があります。削った部分は元に戻せないため、一度削ると永久にかぶせ物が必要となります。
周囲の歯に負担がかかる可能性
ブリッジを支える周囲の歯には負担がかかる可能性があります。特にブリッジの片側が歯の欠損箇所を補う場合、もう一方の側の歯が負担を受けることになります。適切なケアや定期的なメンテナンスが重要です。
メンテナンスの必要性
ブリッジを装着した後も適切なケアと定期的なメンテナンスが必要です。日常的な歯磨きや歯間清掃を行い、口腔内の清潔を保ちましょう。また、定期的な歯科検診に通い、ブリッジの状態や周囲の歯の健康状態を確認しましょう。
製作にかかる費用
ブリッジの製作には一定の費用がかかります。材料や治療方法によって費用は異なりますが、他の治療法と比べて費用が高い場合があります。
【ブリッジのケア】
日常的な歯磨きと歯間清掃
ブリッジ周囲の歯と欠損した歯の代わりの部分の間には隙間があります。この隙間には食べかすや細菌がたまりやすくなりますので、歯間ブラシやデンタルフロスを使ってしっかりと清掃しましょう。歯間ブラシを傾けてブリッジの下側に挿入し、ゆっくりと動かすことで汚れを取り除けます。また、デンタルフロスを使っても歯間の掃除ができます。歯医者に相談して、適切な歯間清掃方法を学んでください。
正しい歯磨きの方法
ブリッジの表面や周囲の歯を磨く際には、柔らかめの歯ブラシを使用しましょう。歯ブラシを45度の角度で歯と歯茎の境目に当て、優しく回転させるように磨きます。歯とブリッジの接合部分やブリッジ上のポンティックも念入りに磨きましょう。また、歯磨き粉には歯医者が勧めるものを使用し、フッ素入りの歯磨き粉を選ぶことで虫歯予防効果を得ることができます。
定期的な歯科医院の受診
ブリッジの状態を確認するために、定期的な歯科医院の受診をおすすめします。歯医者はブリッジのクリーニングや調整を行い、異常や問題がないかをチェックします。また、歯周病のリスクや噛み合わせのバランスについても評価し、必要なケアや調整を提案します。定期的なメンテナンスにより、ブリッジの寿命を延ばし、良好な口腔健康を維持することができます。
【注意点】
タバコやコーヒー、紅茶などの色素の強い飲み物はブリッジの着色や変色を引き起こす可能性があります。できるだけ控えるか、摂取後はしっかりと口をゆすぎましょう。
口腔ケアにおいて矯正歯科用具や歯の補綴物(詰め物、クラウンなど)を傷つけるリスクがある場合は、歯医者に相談し適切な方法でケアを行いましょう。
【まとめ】
以上、柏の歯医者である青野歯科医院が「歯の治療方法『ブリッジ』とは?」についてお伝えしました。