歯周病治療

青野歯科医院の歯周病治療

歯周病のリスクを見逃さない徹底した検査体制

ビジュアル位相差顕微鏡

口腔内のプラーク(歯垢)を顕微鏡で見ると、初期には球菌が主ですが、中期には糸状の菌が多くなります。更にプラークがとれないまま数十日も経過すると糸状のスピロヘータなどの細菌よりも大きな微生物も増えてきます。
歯と歯茎の隙間のプラークが細菌を育てます。いわば衛生環境の悪い口の中は細菌達の「エデンの園」と言えるでしょう。
虫歯や歯周病の予防にはプラークコントロールがなんと言っても重要です。
歯が老化に伴って失われていくと考えている人がまだまだ多い日本ですがプラークコントロールにより、いくつになられても健康な歯を維持出来ることを知っていただきたいと思います。
歯科医師の使命として患者様一人一人にプラークコントロールの重要性を理解していただき、モチベーションを高めていただくために、当医院ではプラークを採取してその中に潜む細菌を見てもらいます。
また、必要な方にはご希望される歯科衛生士での治療を行う事も可能としています。

染色剤(染め出し液)による検査

プラークは黄白色をしていますので見ただけでは歯垢が付着しているかは分かりません。
実際に歯垢が付着しているかどうかを判断するには歯垢の染め出し液(染色剤)というものを使用し、どの部分にどのくらい歯垢が付着しているかを診察します。
これにより、磨き癖や日頃の磨き残しが目で見て分かりますので今後のハミガキ時に参考にしてもらいます。
ちゃんと歯磨きしているとお思いの方でも、染め出してみてびっくりされる方もたくさんいます。

歯周病のリスクを軽減する為、トータルに治療を行います

補綴物の不適合

人工的なかぶせものや詰め物(補鉄物)が合っていないと、隣の歯と段差ができてしまい、段差部分に汚れが付着しやすくなりますので歯周病になりやすくなります。
かぶせものの大きさが合っていない場合、特にかぶせものが大きい場合は歯とかぶせものの間に食べカスや歯垢(プラーク)が溜まりやすくなり、歯磨きでは付着した歯垢(プラーク)を除去する事が困難になるため、歯周病へのリスクが高くなります。
かぶせものやつめものをしている歯や、その付近の歯が虫歯になりやすかったり、歯周病になっている場合はかぶせものやつめものが適合していない、古くなりに合わなくなっている可能性も考えられますので、まずはかぶせものやつめものを適合するような治療を優先して受けましょう。

矯正治療のご提案

歯垢(プラーク)が歯、歯の周りに付着し放置していると歯肉が炎症を起こし歯周病になりますので、毎日の歯磨き等によって付着した歯垢(プラーク)を確実に除去すれば歯周病になるリスクはかなり低いのですが、歯並びが悪い人は磨き残しが多くなるため歯周病になるリスクが高くなります。

歯並びが良い人はそれほど神経質に歯磨きをしなくても磨き残しが少ないのですが、歯並びが悪い人は歯と歯が重なり合っているような場合、丁寧に歯磨きをしても磨き残しが多く、歯周病へのリスクが高くなってしまいます。
また歯並びが悪いということは歯周病へのリスクが高くなるだけでなく、当然、虫歯へのリスクも高くなり、その他、見た目が悪かったり、歯並びの悪さから噛み合わせが悪くなると一部の歯への負担が大きくなるため歯が欠けたり、頭痛、肩こり、めまい、食欲不振などの全身疾患へ繋がってしまうこともありますので、可能であれば歯列矯正なども検討したほうがよいかもしれません。
しかし、やはり一番大事なことは磨き残しがないような丁寧で正しい歯磨きの仕方を歯科医院で教えてもらったり、歯間ブラシなどを利用して可能な限り歯垢(プラーク)を付着させない、または付着した歯垢(プラーク)を速やかに取り除く努力が必要と言えるでしょう。

歯周病とは

歯周病とは、歯周組織が歯垢に含まれている『歯周病菌』に感染し、歯肉(歯茎)が腫れたり、出血したり、最終的には歯が抜けてしまう病気です。
日本人が歯を失うもっとも大きな原因と言われており、歯周病の初期段階では自覚症状がほとんどない点も恐ろしいところです。実際には日本人の成人の約80%が歯肉炎や歯周炎を含む歯周病にかかっているといわれています。

歯周病のメカニズム

歯周病の原因、プラーク

歯周病菌の正体とは何なのでしょうか? それは「数十種類の細菌の塊=プラーク(歯垢)」です。 口の中には数百種類以上、数億個以上の細菌が棲息しており、口の中は人間の体の中でもっとも多くの細菌が棲息しています。 これらの細菌が棲息している事自体は問題ではないのですが、これらの細菌が何らかの原因によって増えすぎたり、細菌に食べかすが付着する事によって歯垢(プラーク)細菌の塊が出来上がり、歯や歯の周囲に付着していくと、この歯垢が歯肉を炎症させたり、歯槽骨、歯根膜を溶かしていくのです。

歯周病の負の連鎖

プラーク(歯垢)を放置するとやがて歯石になります。
歯石は歯垢(プラーク)が付着しやすいという特徴がありますので、歯石が増えるとより歯周病の症状が進行していくという負の連鎖となってしまいます。
歯垢(プラーク)をそのままにしておくと、歯周病になり歯肉が腫れて歯周ポケットが深くなります。
歯磨きでは歯周ポケットに溜まった歯垢を除去できないので、慢性的に歯肉が腫れるようになります。
除去できていない歯垢によって歯周病が進行します。早く治療を行わなければ最終的に歯が抜けることになります。